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冷える欧州サッカー移籍市場 英プレミアL、昨冬の3割弱に

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 【ロンドン=木村正人】欧州債務危機で単一通貨ユーロ圏の財政規律が強化される中、巨額の移籍金が飛び交ってきた欧州のサッカーリーグもクラブ経営に財政規律を導入、移籍市場が冷え込んでいる。“金満リーグ”の代名詞だった英イングランド・プレミアリーグも同様で、1月の移籍は昨年同期を7割超も下回った。中国が有名選手獲得に動き始めたのに対し、欧州は選手の「補強」より「育成」に力を入れつつある。

 欧州サッカーリーグはオフ・シーズンの夏とシーズン途中の1月に移籍期間を設けており、選手の移籍を推測したり、ひいきチームの補強に一喜一憂したりとファンの楽しみの一つだ。ロシアのCSKAモスクワに所属する日本代表の本田圭佑選手も、イタリアリーグ・ラツィオへの移籍交渉がまとまらず、話題になったばかりだ。

 英プレミアリーグの場合、1月の移籍ではQPRが元フランス代表シセ選手らを獲得したぐらいで、国際会計事務所の調べによると、移籍金総額は昨年同期の2億2500万ポンドを大きく下回る6千万ポンド(約72億6千万円)にとどまった。

 連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドはいったん引退した元イングランド代表スコールズ選手を戦列に復帰させ、名門アーセナルも米国でプレーする元仏代表アンリ選手を4年半ぶりに呼び戻すなど、できる限りカネを使わないようにして急場をしのいでいる。

 逆に、強豪チェルシーの元仏代表アネルカ選手が中国リーグに流出。コートジボワール代表ドログバ選手も同リーグに移籍するのではと伝えられた。

 英プレミアリーグの各クラブが財布のヒモを締めた背景には、金融バブル崩壊でこれ以上、借金を増やすことができなくなったことに加え、経営破綻を恐れる欧州サッカー連盟(UEFA)が今季からクラブ経営の健全化計画(フィナンシャル・フェアプレー規制)を導入したことがある。

 今後3年間で損失が4500万ユーロ(約45億3千万円)を上回ったクラブは、欧州チャンピオンズリーグの出場権などが剥奪されるという厳しい内容だ。

 本田選手のイタリアリーグへの移籍交渉がまとまらなかったのも、この規制が障害になり移籍金で折り合いがつかなかったためだ。

 こうした中、スペインリーグのバルセロナはアルゼンチン代表メッシ選手ら若手選手をユースから育成し、史上最高と称賛されるチームを作り上げている。

 元日本代表監督のイビチャ・オシム氏は産経新聞に、「いくらお金があっても使ってばかりいるといつかはなくなる。今度は自分で選手を育てなければならない。それなら最初から育てるバルセロナ式の方が優れている」と話している。


(この記事はサッカー(産経新聞)から引用させて頂きました)

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